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フルート協奏曲集 作品10は、アントニオ・ヴィヴァルディが作曲した全6曲からなるフルート協奏曲集である。また音楽史上初のフルートのための協奏曲でもある。 正式な原題は「フラウト・トラヴェルソ、第1及び第2ヴァイオリン、ヴィオラ、オルガン、チェロのための6つのコンチェルト」。 ==概要== 1729年頃(ただし年代は明確ではない)にアムステルダムの楽譜出版社、ル・セーヌ(Michele Carlo Le Cene)からの委嘱を受けて作曲されたものと伝えられる。ただしそれぞれの作曲された年代は不明である。 作曲の際ヴィヴァルディは、以前作曲した旧作から適切に選んで、フルート用に再度編曲している。全6曲のうち5曲には原曲である室内協奏曲の版が存在し、残りの第4番の原曲となるものは発見されていない。これは6曲をまとめるために新たに作曲したと考えられているが、ヴィヴァルディが編曲を行ったかは不明である。 現在ではヴィヴァルディの代表的な作品として親しまれ、演奏や録音が多くなされている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「フルート協奏曲集 (ヴィヴァルディ)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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